2008年6月30日月曜日

うほ。写ってたよ。

STDE in 木古内に行ってたんですが、
「飲んでる写真ばっかりで、乗ってる写真が一枚もネェー」
と思っておりましたが。見つけてもらいましたよ。

ENDURO DAYS DIARY

2日目の写真に川を渡っているところが写ってました。
石の黒、川の青そして奥の緑のコントラスト。とってもきれいな写真だと思います。
後はライダーの走りが良ければ完璧なんでしょうが、疲れていたのか、集中していたのか、まったく気がつきませんでしたYO!

バイクだけカメラ目線だぜorz

気がついていれば

・水しぶきを上げてかっこよく通過
・スタンディングで少し腰を引いた格好でかっこよく通過
・フロントアップしながらかっこよく通過
・カメラ目線でVサインでも出しながら余裕で通過

・・・・やっぱりできませんね。

少なくともスタンディングはするべきだったよorz


さて、日曜日は山に行ってきました。
「木古内で一皮向けた走りだぜ!」
と息巻いていましたが、ふたを開けてみるとセクションの大半を押しておりましたYO!
「なんも変わってねぇ。っていうかむしろ下手になってる?」
バイクって難しいですねorz

来週はなんとかリベンジだ!

P.S.
草刈しましたが、ぜんぜん減らないorz
まだいっぱいありますよ

2008年6月27日金曜日

STDE木古内に行ってきました その5(最後)

前回までのあらすじ
ウエルカムパーチーでかなりウエルカムされてきたおらたち。宿に帰ってきてからも大騒ぎでございます。さて、そんなこんなで最終日。朝起きることができるのか?

ハイ、無事起きました(起こしてもらいました)
今日は8時スタートなので、6時には試走開始です。
夕べの勢いとは対照的にいそいそと準備をしてコースへGOです。

宿を出ると、なんかガスがかかっています。っていうか小雨模様ですよ。
○○さんの雨乞いが完全に効いています。

初日に晴れて二日目は雨。
主催者にしてみれば、こんなサイコーのステージを設定してくれて神様ありがとう!だと思いますが、
小心者のおいらは、昨日設定した逆走コースの「あんなところ」や「こんなところ」が大変になっているに違いないと、走る前から((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルでございます。

コースへ行って着替えをするのですが、昨日干していたブーツやウェアー類が乾いているはずも無く、寒さと冷たさにもだえながら濡れたままのウエアを着込んでコースインです。

今日は昨日とは逆周りで周回します。
状況的にはやはり2ポイントから3ポイントにかけての鉄塔から山に入る区間はすべりまくりです。
鉄塔ではトラクションがあまりよくない上に道幅が狭いので、振られたりすると笹藪に突っ込むことになります。
赤土の伐採道なんかはさらにトラクションが出ません。排気量が小さいマシンだと勢いを殺すとやばいことになります。
また、12ポイントの入り口もつるつるで見ている分には楽しそうなポイント。
10ポイントから9ポイントの区間も後半になるとヌルヌルになってきて厳くなることが予想されます。
その代わり、林道はラインができてきましたし雨のせいで埃も出ない。結構走りやすいです。
さらに昨日エンジンを止めなければならなかった「押し」区間ではエンジンを切らなくてもいいようになったそうです。

試走へは早めに出たんですが、コーステープをわかり易いように張りなおしたり、コーションマークを増やしたりしながらでしたのでゴール前の2ポイントでスタート30分前になってしまいました。
急遽マーシャルをポイントに割り振ることにしてすぐさま移動開始。
おいらはまた3ポイントかと思いましたが、今日は5ポイントへ行くことになりました。
昨日は4ポイント->5ポイント区間でミスコースがあったらしいので、今日はマーシャルが張り付いてばっちり監視です。

2ポイントから逆走して現場に到着。

・・・ってここ無人のポイントじゃん・・・


ここのポイントは林道を直線的に走ってきて川沿いのルートに入るという場所。ともすると間違いやすい気がしますが、コーステープやマーカーの表示がライダーの目線で見たときにわかりやすい所に配置されています。

「だれも間違わないような希ガス・・・」と思いましたが初めの2周ぐらいは張り付かないといけませんね。

覚悟を決めてバイクのエンジンを切ると雨粒が葉に当たる音しか聞こえない世界です。
コーステープの具合とか、マーカーの位置とかを確認した後はひたすら待つだけ。

8時ちょっと前に町Aさんが来て
「ここにトップがくるのは後30分後ぐらいだねぇ~」
「後で交代しようねー」
と言って走り去ってからは完全に一人ぼっちです。

カッパは着ているものの、さすがに寒い。雨もだんだん強くなってきます。
そばに大きな木があったので雨宿りをしておりましたが、だんだんと不安になってきます。

そう。ここは北海道。いつ現れないとも限りませんよ。

             ∩___∩
             |ノ⌒  ⌒ ヽ
             / ●)  ●) |
オツカレチャ━━━━━|   ( _●_)  ミ━━━━━ン♪
            彡、  |∪| 、`
              /  ヽノ  ヽ
             / 人    \\   彡
           ⊂´_/  )    ヽ__`⊃
                / 人 (
               (_ノ (_)

昨日見たって人がいましたし、夕べも熊の話で盛り上がっておりましたからなおさらです。
一応いつでも逃げれるように準備だけはしてましたが・・・。
山の中で一人ぼっちで待つこと数十分。野太いエギゾースト音とともにやっとトップが来ましたよ。

「おお!さすが赤ゼッケン!ハエー!!」
とか
「塾長のツッコミ尋常じゃねぇ!」
とか普通なら思うんでしょうが、今日のおいらは

「うおおおお!やっと人が
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!」


でしたよorz。
だってさ、やっぱり怖いって。
昨日も見たけどプーさんのウ○コ超でかかったよ。

トップが2周する間だれも間違わないのでこのポイントを後に3ポイントまで進みました。
ここは例の押し区間。エンジンは切らなくてもいいとはいうものの結構つらそうです。
ここで昼まで手伝った後本部へ。

本部スタッフにスタック状況を報告しているとjunchanさんが
「山に故障車両があるので部品を届けるので一緒に行こう」
とのこと。場所はやはり鉄塔を越えた後の山の中。

普通故障車はトラック等で回収しますが、林道まで下ろさないとトラックに積むことができません。
山から下ろしたりする時間と労力を考えると現地で直したほうがいいということみたいです。

出る段になったらjunchanさんが448さんのパンク修理に付き合うことになったので、山から下りてきたMHJさんと部品を届けに行くことに。
トップはもうゴールしてましたので気は楽でしたが、エントラント優先ですのでカナーリ気を使いながら進みます。
レースも後半になってくると、コース状況もかなりいい感じです。ちょっと気を抜くとマシンが90度横を向く勢いですよ。
鉄塔のセクションはやはりひどかった。わだちもかなり育ってきて死んでいるのもあります。
上れないエントラントもいましたので、部品は先にいるマーシャルに届けてもらうことにしておいらはこっちを対応することに。
その後はまたMHJさんとコースを周回。

9ポイントまでたどり着いた時点でコース閉鎖時間となりました。
その後コースを確認しながら戻りましたが、途中で1名不明者が出たとのことで捜索開始。結局エントラントはパドックまで戻っていたようでしたが、「なんかあったんじゃないか」とかなり気をもんでおりましたよ。

途中ナンバープレートを拾ったりしながらやっとこさ帰って来ました。
コースもクリアになりスタッフも下山してきます。
表彰式を横目に洗車したり着替えたり。
あっという間にことが済んで、エントラントもほぼ帰りつくした頃、おいらたちも木古内を後にすることに。
お世話になった皆さんに挨拶をして車に乗り込みました。

最後にO森さんが
「来年もよろしく!」
っていうのが印象に残りました。

新しいことをはじめるのも難しいですが、ひとつのことを何年も続けることっはさらに難しいことです。
STDEというこんな大きな大会を23回も続けているということは奇跡的なことだと思いますよ。
レースを開催することを許してくれる自治体や寛大にそれを受け入れてくれる木古内の大地に感謝するのはもちろんのこと、主催者の情熱とそれを支えるスタッフのみなさんには頭が下がるばかりです。世間ではモータースポーツに対して追い風とは言いにくい環境になってきておりますが、おいらたちライダーは知恵を絞ってエンデューロというスポーツと自然が共存できる道を模索していかないといけないなぁと思いましたよ。

最後に1週間もこんな駄文に付き合ってくれた皆さんありがとう。
またどこかの山でお会いしましょう。

P.S.
結局おいらがライディングしている写真はありませんでしたorz
他のマーシャルの皆さんの写真はみんなかっこよく映ってましたよ。
ウラヤマシー!!

2008年6月26日木曜日

STDE木古内に行ってきました その4

前回までのあらすじ
いよいよ本番スタート。始めのうちだけ3ポイントに居ようと思ったおいらでしたが、結局最後までこのポイントに張り付くこととなってしまった。このセクションは初の「押し」セクション。ライダーたちの体力をいやおうなしに奪っていきます。そんな初日も無事終了。いよいよウエルカムパーチーでございます。

初日は天気が良かったんですよ。
気温も高かったようで完全装備のおいらは無駄に汗ばかりかいておりましたorz。
でもどうでしょう。帰る頃には、ガスがかかってきて肌寒いぐらいまで気温が下がってきております。
日中はTシャツ1枚でもOKだったんですが、夜は着込まないと風邪を引く勢いですよ。

激しく着込んだ青森のマーシャルご一行様はMHJさんのトランポに乗り込んで会場である木古内町役場へ出陣です。

ところで「木古内(きこない)」っていう名称なんですが、木古内町の公式サイトによると

寛永年間(1624~1643)に松前藩が領内を巡行し、全島の地図を作らせたときに付けられたのが始めとされている。
これは、アイヌ語の「リコナイ」(高く昇る源)、または「リロナイ」(潮の差し入る川)から転訛したものといわれるが、明治以前の文献には「リコナイ」の名は見当らず、アイヌ語の転化、または文献によって語源を考証するなら「リロナイ」が正しいと解してよい。(木古内小学校創立百周年記念誌より)

だそうです。誰かが川渡りのときに顔にかかった水をなめて「川の水が少ししょっぱいぞ」と言っていたのも頷けます。
(でもなぁ。それって汗だよなぁ・・・きっと・・・)

のとやを出て役場に向かう途中の海岸に面する道路に「木古内の坊」という石像があります。


この坊は大層な親孝行で目の不自由な「つけ木」売りの男なんだそうで、木古内では知らない人でも知っているぐらい有名(たぶん)。この石像を町Aさんがいたくお気に入りで、通り過ぎるたびに「コエー」、「微妙に前傾しているのがコエー」と大はしゃぎです。聞いているうちにおいらもだんだん怖くなってきましたよ。
この木古内の坊についてはきこないむかし話で詳しく読めるぞ!

そんなこんなで役場に到着。
すでに結構な人が集まっておりました。

車検のときのパルクフェルメが会場。

まず、食べ物エリアでビールとジンギスカンのタレをもらってジンギスカンエリアに行きます。(もちろんジュースとかおにぎりとかもあるよ)
そこには驚いたことにジンギスカンを焼いてくれるお姉さんとかお母さんがおりまして、皿を出すと「これでもか!」ってぐらいアツアツのいいところを入れてくれます。
「どこから来たの?え?青森?あれー、遠くから来たねぇ。大変だねぇ~。まぁ食べろ食べろ。」
こんな感じでパーティーの雰囲気はとてもフレンドリー。こんなにウエルカムしてもらえるなんてすごいぞ!木古内!!


写真提供:448さん

マーシャル仲間でもご飯を一緒に食べたり飲んだりするのは初めての人もいらっしゃいますので、そういう意味でもかなり貴重なパーティーでしたよ。
ありがとう!

会場では挨拶やら、1日目の結果発表やらが済んだ後YOSAKOIが始まりました。
おいらはあんまり踊りとか詳しくないのですが、いっぱい練習したなーってのはわかりました。
なんかキレがあるっていうか、手足の先まで意識して踊ってる感じがしましたよ。
なにより、楽しそうに踊っているのがよかった。

YOSAKOIといえば、STDEの過去のビデオを見ますと、ナイスバディーの黒いパンツ一丁の方が一緒に踊られているようですが、残念ながら今年はいらっしゃらないそうです。楽しみにしていただけに残念です。ビールの勢いで「なんならおいらが」とも思いましたが、皆様にお見せできるようなモノでもないのでやめておきました。(思いとどまってよかったと心から思っておりますよ)

宿に帰ってからもビールの量摂取量が減るわけでもなく大盛り上がりです。マーシャル部屋にはO森さんもいらっしゃいますので、彼に会いにいろいろな人がやってきます。この部屋だけBIGTANKとかフリーライド・マガジンの記事の中に来たみたいだったですよ。
でもね、やっぱり速い人は2日目のことを考えてお酒控えめ&早目の就寝でした。

・・・そういえばおいらたちは選手より朝が早い筈なんですが、時計を見ると日付変更線をまたぎそうな勢い。さらに奥の方では雨乞いをする人が!!

やばい。明日起きれるのか!天気は大丈夫なのか!!

続く。

2008年6月25日水曜日

STDE木古内に行ってきました その3

前回までのあらすじ
なんとかマシンも修理して、明日以降の本番レースに出られるようになったorzberg一行。しかし木古内の蚋(ブユ・ブヨ)は強烈だった。木古内の壮絶な攻撃に耐えつつもレース当日を迎えることができたが・・・

いよいよ本番スタートですよ。

朝早くからコースへ行って、早速下見の試走です。
天気はいいのですが、以前降った雨のおかげでホコリも舞わないベストなコンディションです。
青森から来たマーシャル総勢8名もそろって一緒に走り出します。

昨日も走っているので調子は悪くないのですが、スピードが上がってくると風圧のせいかコンタクトレンズがズレてきます。

見えない->減速->加速->ずれて見えない

の繰り返しでだんだんと前走者から離れていってしまいます。
今までもモトクロスやエンデューロでコンタクトをしていましたが、こんなことはありません。
どんだけスピードが出ているか分かりませんが、ちょっとこれは対策をしないとまずいですね。恐るべしは林道!
そういえば、昨日も同じような感じだったんですが、そのときはコンタクトレンズを裏表を逆に装着していたような気がしていました。今考えるとそのときの理由も風圧だったかもしれませんね。

そんなこんなで周回すると448さんの計測では1周38.5kmでした。

今日のコンディションで、4時間で3周、チャレンジクラスだと2周走ることになります。
ということは、80分以内で1周しないといけない計算。
おいらぐらいのレベルだと、セクションで嵌ってタイムロス+気持ちが折れてツーリングモードになるとタイムオーバーになっちゃうような設定ですね。

ちなみに
1日目トップの人で3周するのに   2時間18分=46分/周=平均時速50.2km/h
エンデューロクラスのトップで    2時間36分=52分/周=平均時速44.4km/h
チャレンジクラスのトップで      1時間56分=58分/周=平均時速39.8km/h

川の中や山の中などのセクションではそんなにスピードを上げられないので、
いかに林道が速いかが想像できますね。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

試走を終えて本部前に帰ってきますと、丁度エントラントの皆さんはパレードから帰ってきたところでした。
おいらたちは朝ごはんを食べながらスタンバイ。
そしてライダースミーティングが始まる頃、マーシャルはそれぞれの持ち場へ移動開始です。

MHJさんと448さん、そしておいらで3ポイントに向かいます。

3ポイントといえば今回コース設定の関係で、対面通行にせざるを得なかった場所です。
この区間ではライダーは

エンジンを止め、約100mの上り区間をバイクを押していく

というセクション。
実際にやってみましたが、これがまた結構な運動量です。まさにサバイバル!!
重いマシンのエントラントにはかなり厳しいセクションだったと思いますよ。

おいらたちははじめ1周ぐらいはこのポイントに張り付いてライダーに対しての減速指示を行う作業を行いましたよ。

1時間もたった頃、「じゃぁそろそろ次に行きますか」ってな感じでバイクに跨ろうとすると、
スタッフの方が「マーシャルは1人居てくれと本部から連絡です」とおっしゃる。

MHJさんと448さんは次のセクションへと旅立っていかれましたが、運悪く?おいらは結局1日いっぱいここに張り付くことになりましたよ。

でもね、このセクション、見ている分には面白いですよ。
  • あせってなかなかニュートラルに入らない人
  • ラインの前から止まって押してくる人
  • ラインぎりぎりまで減速しないでスルスルと行ってしまう人
  • ???見たいな感じできょろきょろする人

そして、意外とパッシングポイントかもしれません。
来年もあるかもしれないセクションなので、普段から走り込んでおくとここで順位を上げることができるかもです。見てて思ったのですが、足を高く上げるのがコツなんじゃないでしょうか。

このセクション、後半になるとさすがに皆さん疲れてきたみたいで、
坂の途中で力尽きる人や「ウエー」とか「ヒー」とか「何でこんな#$%&’#&」など
わけのわからない叫びとともに走り去っていく人が増えてきます。

そうなるにつれスタッフもマーシャルも一丸となってエントラントを応援しだしました。
エンジン音は聞こえませんが、サバイバルという意味では一番アツいセクションだったかもしれませんね。(もちろん最もエコなセクションでもありましたが)

コースクローズの後、またマーシャル全員で周回。
そして2日目のコース設定です。今日の逆走になるので、マーカーの設定やコーステープ貼りなんかして終了。

特にマシントラブルも無く無事終了しましたよ。

この辺でおいら以外のマーシャルの走りをどうぞ(提供:ENDURO DAYS DIARY

448サン
(提供:ENDURO DAYS DIARY


junchanサン
(提供:ENDURO DAYS DIARY

あにサン
(提供:ENDURO DAYS DIARY

のんサン
(提供:ENDURO DAYS DIARY

きよサン
(提供:ENDURO DAYS DIARY

町Aサン
(提供:ENDURO DAYS DIARY

宿に帰って一風呂浴びた後は恒例「ウエルカムパーティー」です
さて、ここではどんなドラマが待ち受けているのか!

2008年6月24日火曜日

STDE木古内に行ってきました その2

前回までのあらすじ
やっとのことでマーシャル技能検定試験に合格したorzbergは、MHJさん448さんと一緒にSTDE(サバイバル 2デイズ エンデューロ) in 木古内という皆さんご存知、エンデューロライダーの憧れの地木古内で開催される2日間にわたるサバイバルなエンデューロにマーシャルとして参加することになりました。早速現地で試走するもおいらのマシンにトラブルが発覚。おまけにMHJさんのバイクまで不調。MHJさんは修理のため下山。残った二人でもう1周するもまたおいらのマシンにトラブルが!!さて、どうなるMHJマーシャルチーム!!

さて、

2周目を終えたおいらのバイクからガソリン漏れが発覚!
コックを閉めると止まりますので、明らかにキャブレターがお漏らしをしているようです。

( ゚Д゚) 「フロートが張り付いてるだけだからたたけば良いよ」
なるほど。コンコンコン・・・状況変わらないっす(・ω・` )

( ゚Д゚) 「じゃあばらすしかないねぇ」
エエエエ!!!!ΣΣ(゚Д゚;)

そもそも、キャブレターの分解なんてしたこと無いです。
っていうか分解するにも、工具は全部MHJさんが持っていってしまっております。

でもね、腹を決めると道は開けるというか、案外何とかなるものです。
手持ちの応急用の工具でもどうにかこうにかキャブレターの下側を開けることができました。
中を見てみると、どうみても怪しい黒いツブツブとか、緑色のネロネロなものとかが入っておりましたよ。
パーツクリーナーでもあればすぐ綺麗になるところなんですが、何も無いので
おにぎりが入っていたプラスチックの容器にガソリンを満たしてその中で洗浄。
その後組み上げてみましたがやはり状況は変わらず。orz
いくら夏至といえども、だんだんと太陽が傾いてまいりましたよ。

( ゚Д゚) 「フロートバルブかもしれないね。」
それ、なんていうパーツ? (・ω・` )


どうやら図の様なものらしいです。簡単に言うと水洗トイレの水がたまる仕組みと一緒で、キャブレター内に規定値以上のガソリンが入ってこないようにするものみたいです。
歩くYAMAHAパーツリストの町Aさんによれば、この先端の三角ゴムがだめになっていると症状が出るそうですが、おいらのには段つきも無く綺麗なものでした。最終的には赤丸部分を曲げて強制的に閉まるように修正。
後で説明書を見ましたが、その修正でOKだそうでした。さすが町Aさん。スゲー!

町Aさんと448さんに助けられながら、やっとのことで作業完了。
何とか日没にも間に合いました。
周りにいたスタッフの皆様にも心配してもらって、申し訳ないやらありがたいやらです。

木古内はまさにサバイバル。エントラント以外にも容赦なく試練を与えてきますよ。

でも大丈夫。マシンも直ったことだし、あとは着替えてご飯を食べて・・・

と思いましたが、よくよく考えると

・・・着替えが無いです・・・
・・・荷物は全部MHJさんのトランポの中・・・
・・・そのMHJさんはまだ帰ってきてない・・・

気がつくと、ウォーターセクションでブーツの中までびしょびしょの濡れ鼠のおいらと448さん、素足にサンダル履き+ジーンズ+Tシャツの町Aさんが夕暮れの木古内の山奥に取り残されているという状況です。
パドックは熊が出るのでキャンプ禁止だそうでエントラントも早々に引き上げ、スタッフもそろそろ帰り支度です。
ケータイも電波は通じません。おなかも空いてきましたよorz。たいそう心細くなってまいりましたが、そんなおいらたちに追い討ちをかけるように迫りくるブユ(ブヨ)。

こいつは蚊と同じく血を吸う害虫。しかしこいつは皮膚を噛み切り血を吸うタイプ。やられると10日は苦しむらしい。
O森さん曰く「ブヨに喰われるとブヨブヨになるからブヨ」だそうで、
町Aさんの象さんのようになった足首をみるとまさにそのとおりだと思いましたよ。

そんなやつらに虫除けスプレーなんて気休め。叩いても叩いても沸いてくる。
追い払っては逃げ、逃げては追いつかれ。腐海に迷い込んだアスベル状態でございましたよ。

ナウシカ「きみは殺しすぎた 上を見ろっ!!」
アスベル「ワァーッ なんて数の翅蟲だ!!」
ナウシカ「もう光弾も蟲笛もきかない」

ちょっと大げさですが、そんな感じ。
普通に考えても、明らかに虫の密度がおかしい。
視界に入るだけでも相当な数でした。
きっと最後には鮭が好きな、黒い毛むくじゃらの王蟲が真っ赤な目で現れるに違いありません。

時間的にもやばいので、スタッフの人に乗せていってもらうことにして下山することに。
その途中で修理が終わったMHJさんがやってきました。

木古内は本当にサバイバル。これでもか!これでもか!!ってぐらいに試練を与えてきますねぇ。
レース開始前でもこれですよ。この先、何があるんでしょうか?

やっとこさ着替え、晩御飯を食べ宿へ。
宿泊先の「のとや」さんには温泉もあります。
アルカリ泉質でお肌つるつる。でもね、お湯が熱い。
おいらは江戸っ子の爺さんではないので、熱いお湯が苦手です。
でも体を温めないといけないのでここでもプチサバイバルでしたよ。

深夜にjunchanさんチーム、翌早朝にはとりさんチームも合流。

さて、次は青森マーシャル隊(合計8人)も勢ぞろいでようやく1日目

続く。

2008年6月23日月曜日

STDE木古内に行ってきました その1

STDE(サバイバル 2デイズ エンデューロ) in 木古内
という
皆さんご存知、エンデューロライダーの憧れの地木古内で開催される
2日間にわたるサバイバルなエンデューロに行ってまいりました。

行ったといっても、選手ではなくマーシャルで。

マーシャルの仕事といえば、

レース前にコース確認のために回ったり、
難所やミスコースしやすいところでライダーを誘導したり
スタックしているライダーを引っ張ったり
リタイヤしたライダーを運んだり
レース後に落ちているナンバーを探したり
レース後に帰ってこないライダーを探したり

などなど。
レースの裏方ライダーですね。

へなちょこなおいらなんですが、何とかマーシャル技能検定試験に合格したので
憧れの木古内へ連れて行ってもらうことになりました。

レース前の金曜日にはコースの確認のための走行があるため、木曜日の夜に出発したんです。
MHJさんと448さんとおいらでハイエースで移動です。

青森港からナッチャンReraという飛行機のような内装の高速船で函館まで2時間。
あっという間に函館着。この日は深夜着だったので函館のホテルで宿泊。

次の日には朝市で食事した後現場へ。
函館から1時間も走るともうレース会場です。

準備した後、早速に試走。
天気もよくコースもドライなんですが、一部上りにくいところなんかもあります。
木古内という大舞台に緊張したのか、それがおいらの実力というか、
ちょっと気持ちアクセル控えめで走ったことがたたって、いきなりスタックorz
ヒーヒー言いながら1周してきました。

ゼイゼイしながらマシンを見てみると、ラジエターのリザーバータンクのチューブが破損!
ちょっと直せそうにないんで、
「スタックしなきゃいいだけのことだし。」
と自己暗示をかけ今回はリザーバーなしで走ることに決定。

その横ではMHJさんが「なんかエンジン音がおかしいなぁ・・・」
といいながら、修理を始める始末。

今思えば、このときからおいらたちの「サバイバル」は始まっていたのかもしれません・・・

そんなことを横目に、」絶好調の448さんは物足りないようで「さぁ!もう1周行こう!」と大はりきりです。
マシンのことがありましたので、あまり乗り気ではありませんでしたが走ってみました。
実際に走り出してみると、そんな気持ちと裏腹に余計な力も抜けて、気持ちよく開けていけます。
さっきまでスタックしたことも嘘のような走りで2周目終了。

ハイな気分で448さんとコースの内容について話していると、

「あれ?orzberg君のバイクからガソリン漏ってない?」

という指摘が・・・

続く。

2008年6月19日木曜日

ハーレーダビッドソン

こちらで見たんですが

ハーレーダビッドソン:写真や車両で振り返る105年の歴史 横浜で7月9日から
ってのがあるようです。

この写真が良くてねぇ

兄妹なんでしょうか?

弟をバイクに乗せ、「お姉ちゃん押したげるから!」なんでしょうか?
それとも
兄に押せと言われて「おにいちゃん!進まないよー!」というシチュエーションなんでしょうか?

女の子が押してるポーズ、特に腰の入り方が絶妙です。

おいらも木古内でスタックしたら、これぐらい腰を入れて押そうと思います。

・・・ってまだ準備ができていませんが。

2008年6月18日水曜日

ゼビウス

かつて一斉を風靡したナムコのゲーム「ゼビウス」
他のゲームと違って色使いとかが今までに無いような感じで、非常に衝撃的だったことを思い出します。
おいらも幼い頃一生懸命プレイして2面までなら行けるようになった。
そんな話を同僚としていたら、2面クリアで喜んでいるのはちょっとレベルが低いんじゃないのと申します。
じゃぁどこまで行くのと尋ねると、「∞(無限)」だそうで。
なんかコツとかあるのかい?と聞いてみると、

「ゲーム機とのシンクロ率をいかに上げるかが勝負だ」
とわけのわからんことを申します。

どの世界にもいるんですね。こういう人が。

レースに出ても、次元の違う速さの人がいます。
きっと、バイクとか、そのコースとのシンクロ率が非常に高いのでしょう。

シンクロ率といえば、おいらも
バイクと一緒に前転したり、
バイクと一緒にがけから落ちたり
コースのわだちにすっぽりとはまったり
と結構なシンクロ率だと思うんです。

・・・書いていて情けなくなってきますね。
シンクロ率といっても、きっと次元の違うシンクロ率なんでしょうね。
ゼビ語が読めないおいらにはわかりませんが。

そんなことを考えながら、バイクの整備をしていますと
フロントのスプロケットがこんなことになっておりました。

いい感じで歯がなくなっていたぜ!

こんなところに「ゾシー」がっ!ザッパー発射!!
・・・嘘です。スイマセン。
でも反省はしていません。

こんな調子で木古内の準備が間に合うのかと他人事のように書いてみるテスト

/* TO DO
・ピストンリング交換
・スプロケット交換
・フロントブレーキ、パッド交換
・バイク組み上げ
・冷却水補充
・各部分増し締め
・ガソリン補給

・ガソリン購入

・食料・飲料水
・その他持ち物全般準備

*/

2008年6月16日月曜日

3HエンデュランスIN青森

行って参りましたよ。3HエンデュランスIN青森

このレースはSuper Wing青森 モトフィールド事務局さん主催のエンデューロレースで、会場は青森市岩渡モトフィールド特設コース。
モトクロスコースと周辺の森林地帯を使ったコースレイアウト。
ウッズや林道をうまく組み合わせながらも結構つらいセクションもあったりしてバランスが取れたものでした。(レースやってくれてありがとう!!次は来年?それとも秋?)

朝6:45に青森のサンウエーブショールムに集合後会場へ。
受付(もちろんB【普通の人】クラス)終了後、1周慣熟走行。

先日からの雨のせいで、ザ☆マディーちゅるちゅるレース確定です。

早速ここで問題が!

なんと、アッパークランプのボルトが1本無くなっております。
チェーンもたるんたるんなようですし。
あとで教えてもらいましたが、フロントのスプロケットももう寿命なようでした。
(スプロケに関してはレース前ということで、皆様気を使って教えなかったそうです。)

あぁ。おいらはなんと仲間に恵まれているんだーーー(泣

何から何まで皆様のおかげで直すことができました。ありがとう!
特にjunchan様!ありがとう!!トルクレンチは必携ですね!!!

でもね、これはこれ、レースはレースでございます。

スタートは5人ずつスタート。
グリッドは早い者勝ちということで、1番グリッドへ。
日章旗の合図とともにスタートです。

はじめの2周ぐらいはいいポジションで走っておりましたが、
3周目にスタックポイントで大ハマリ。
ついにはトップ集団もやってきて、確実に順位を落としているのがわかります。

勝負ポイントはここだなぁと思い、山での教訓を思い出しながら、何とかクリア。

ゴール前のモトクロスコースも抜かれやすい所なので、気を抜かず基本どおりに開けていきます。
その後何周かした後、GASの補給。ガソリンの補給後は、気持ちが切れやすいので、
無理してでもアクセル全開を心がけて走ります。

(問題:ばいくはどこにかくれているかな?よーくみてみよう)
(答え:めのまえにある、どろだらけのぶったいだよ。
ばいくはどろをぬって、てきからみをかくしているよ)


後半は体力が消耗してくる上に路面も荒れてきます。
この時間帯はケアレスミスで転んだりするので目の前の障害物を気にしつつも目線を奥へ意識します。
特に勝負ポイントではスタック車を交わし、順位を上げるチャンスです。
確実に行けそうなラインを見据えて、一気に駆け上ります。
うまくいけばいいのですが、3回に1回はハマッてた気がします。
途中助けてもらったDR350さんありがとう!

最後30分では両足がつって来たり、クラッチを握る左手が震えてきたりしましたが、何とかゴール。
いつもならガッツポーズのひとつもするところなんですが、今回は余裕が無かったですorz

レース後、昼ごはんを食べている最中にリザルトの発表が。

なんと、周回数11周でBクラス2位じゃないですか。
がんばった甲斐がありました。そして皆さんありがとう!!

そして

「高いとこからスイマセン」

副賞と記念の賞状(盾)をもらいました。

Aクラス優勝のMHJさんをはじめとして、A.BクラスにTEAM モトハウスJUNは5人も入賞。

Bで入賞でしたが、総合ではきっとまだまだです。
もう2ランク上に行かないとAで入賞ってわけには行かないだろうなぁ・・・

一夜明けて、バイクを洗ったりしましたが、いくらやってもきれいにならない。
危うく遅刻しそうになりましたよ。でもまだ汚い。
あと、さすがに筋肉痛。今回は背筋と左腕メインでございます。

2008年6月13日金曜日

準備とか

日曜日は久しぶりにレースです。
先週下見に行かれた448さん
レースにはYZFを持っていくといっていたのに急遽WRを持っていくということを
ブログに書いてましたので、相当きついのかもしれません。
やばいですね。緊張して夜も寝られません。

なら整備でも、と思いましたが、
そんな整備力はありません。

とりあえず空気圧は確認しました。

あとはブレーキセーバーを自作してみたり、

100円ショップで買ったワイヤーに耐油チューブの切れ端をつけただけ

水没対策してみたり。
キャブレターから上に向いているチューブをエアクリーナーボックス内へ

ウエストバッグに工具一式詰め込んだり
のこぎりとか、救助用ロープを準備したりとか
気が付くと、それって木古内対策だろ?的な整備・準備ばかりですね。


さて、天気のほうは今日一日は弱い雨。
土曜は曇りで日曜から回復するようです。

・・・となると、お山の方は先週と同じコンディション?
おいら的には土曜日はリベンジ?

むしろこっちのほうがメインイベントになる予感が
したりしなかったりでございます。ハフー


main eventを
「メインイベント」か
「メーンイベント」か、はたまた
「メーンエベント」か迷いましたが、
メインイベントの方向で。

2008年6月11日水曜日

青森モトクロス選手権R1 タカマサカップ

おいらも出たかったし、息子も出したかったのですが、
前の週は三戸でエンデューロでしたし、次の週は青森でエンデューロですし、その次の週は木古内でマーシャルですし。
そんなこんなで行けませんでした。orz
開催前には
「全戦出るぜ!(息子が)
と張り切っていたんですがねぇ。

先日、主催者さんから「リザルトUPよろしく」とメールが来まして。
で、早速こちらにUPしましたよ。

参加台数は
CX50が7台
OPEN65が21台
JR85が8台
NB85が16台
NB OPENは26台
結構多かったですね!(<-後で聞いたら全然多くないそうですorz)

リザルトを見ると
去年はCX50が多かったのですが、今年は65ccクラスが多い。
エントリーリストを見ても去年CX50でがんばってた子達ですね
順調にステップアップしたみたいですね。スバラシイ。
チビッコにはがんばってもらって青森県のモトクロスシーンを引っ張っていってもらいたいものです。

表彰式の写真はガーディアンツリーのBBSから見ることができます

おいらのほうといえば、
最近は山にばかり行っていて338に行っていませんね。
今モトクロスをしても、走り方を忘れてしまっているかもしれません。
「11月のMXミーティングには出たいなぁ~」
とおぼろげながらも思っているので
そのうちひょっこり338に現れるかもしれません

2008年6月9日月曜日

さて、週末でしたが

次の日曜日は青森でレースなんで、下見とかすればよかったんでしょうが、
またまた行って参りましたよ山奥へ。

というのも、チャンバーも直ったことだし低速モリモリで
あそこの坂も、あそこのわだちも、もちろん丸太も1発クリアだぜ
と息巻いていたのですよ。

が、しかしですよ。

自然の力とは恐ろしい。
ちょっと雨が降っただけでグリップなしのチュルチュル状態ですよ。

心なしか角度も急に見えてきます。

角度といえば、回答にお手つきすると滑り台の角度が上がっていくクイズ番組がありましたっけ。
クイズに答えられても、滑り台につかまっていれないと落ちてしまうやつ。
とんねるずの番組で見たことがありますよ。
たしか、ダイビングクイズとか言いましたっけ。

回答者は落下の恐怖に耐えながら、体力の限界まで坂にしがみつくのです。

急坂の途中、わだちの中でスタックしているおいらはまさにそんな状態。

バイクに跨ったまま、ブレーキ握りっぱなし。
クラッチを切るとずるずると自然落下。
おまけにエンジンストップ。

「サラサラ・・・チチチ・・・」
そよ風が葉を揺らす音や鳥の鳴き声のさわやかさとは裏腹においらはテンパイ状態

一刻も早く状況を打開しないといけません。
前輪はめいいっぱい切ってわだちに引っ掛け、
足場を確認して、キックペダルに足を乗せ、
クラッチを切った瞬間キック!!

「ボスボスボス・・・プ」

エンジンのかからないときのキックの音は悲しいですね。
HPはもちろん、MPまで持っていかれそうな勢いですよ。

そんな脱力サウンドと共に、バランスを崩したバイクは
力なくずり落ちて行きます。

「2ST 125は急坂の0発進はできなので、一回戻る」

という教えを忘れ、こういうのを何回か繰り返しているうちに

気が付くと平らなところまで落ちていたりするから手に負えないですね。

毎回毎回「わかった」と言っていますが、学習しませんねぇorz

おまけにせっかく膨らましたチャンバーも丸太にぶつけてまた凹むし

でもでもでもでも!いいんです。

はまるんだったら、はまらなければいい。
わだちが苦しいのなら、わだちに落ちなければいいだけじゃないですか!(*

土曜日はチャンバーを膨らましてリベンジだ!

* 具体的な手法については現在調査中であります。

2008年6月6日金曜日

週末に向けて夢が膨らむブログ

ども。チャラリーマンのorzbergですよ。

いよいよ週末ですね(雨ですが)。
また張り切ってバイク乗りましょう(雨ですが)。

ところでおいらのマシン、2STなんです。
2STのバイクにはチャンバーという部品が付いていて、
エンジン特性や性能はこのチャンバーにより大きく左右されるそうです。

とても大事な部品なんですが、

ガレ場で転んだり、
丸太越えを失敗したり、
林道で石が飛んできたり、
沢ではまったり

等々、山でおいたが過ぎると、このチャンバーという部品が潰れます。

しばらくは気づかないふりをしておりましたが、
ついに特性が変わるぐらいまで凹んだようで、
最近低速がないなぁ~と思っておりました。

余裕があれば新品を買ったり、島崎 浩一にチューンしてもらったりできるのでしょうが、

そうも行かないおいらは直すことにしました。

仕組みは

「チャンバーに高圧空気を入れた上で、バーナーであぶる。」

というものです。
チャンバーの両側を押さえる冶具を作って早速炙ってみました。

勢い良く、それこそ風船みたいに

「ププー」

と膨れることを期待しましたが、意外と地味です。

バーナーで炙って、真っ赤になったら少しずつ膨らんでくる。

気が付いたら形状が戻っていたって言うぐらいのスピード。

ひたすら地味な作業ですよ。

途中飛んできた虫とか、タンポポの綿毛とかを炙りながら
1時間も炙ったらここまで直りました。



意外といけるものですね。

これで心おきなく「おいた」ができるというものです。

チャンバーふくらみ、夢膨らむ。
お後がよろしいようで。

トコトントントントン


P.S.
設計図もどきを載せておきます。
一番苦労した点は、
エア用のホースジョイントの穴をMHJに開けてもらうことでした。

参考URL
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%90%E3%83%AA%E4%BC%9D%E8%AA%AC
http://www.geocities.co.jp/MotorCity/2251/seibi/tmb.html
http://ameblo.jp/kirinneko/archive1-200607.html

2008年6月4日水曜日

三戸3時間、一夜明けたMHJ

三戸に出ていないにも関わらず
キルスイッチが壊れていたりリアフェンダーが壊れたりしているorzですよ。

さて、そんな部品を注文しにMHJに行ってまいりました。

MHJ「あー日曜はおつかれさん」

orz「あ、いえいえ。大成功でしたからね。mixiとかでも楽しかったって大評判でしたぜ」

MHJ「でも、もうやらない。」

orz「 (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?  なんですとぉ!」

MHJ「だってさ、主催すると走れないだろ?やっぱりつまんないよ。走んないと。
    しかもjunchan一人勝ちとか許せないし」

orz「( ゚д゚)ポカーン この人・・・・」

確かに毎週コース整備に行ってると仕事も遅れますし
セクションを作るにしても自分が乗りたい様に作りますからね。
気持ちはわかります。

でもね、みんながお願いすればまたやってくれるはずだ!

MHJに行って「次はいつッスかー」と聞いてみよう!

そのときはおいらも走りたいかも

そんな三戸3時間の結果はこちらだす。
右のリンクからでもOKですよ。

2008年6月2日月曜日

三戸3時間耐久走行会のリザルト

参加された方お疲れ様でした。

新たなコースレイアウトや新設された丸太セクション

プラス雨によるチュルチュル路面。

「嗚呼!これぞまさしくエンデューロ!」

と三戸の山にこだまするぐらいの勢いで叫びたくなる

近年まれに見るグッドなコンディションでしたよ。

おいらも走りたかったのですが、ラジエターがやばかったり

リアフェンダーとか無くなっているので今回は見送り。

久しぶりに「ラップ計測プログラム」を持ち出してきまして計時で参加です。

エンデューロはモトクロスのように計時は慌しくはないんですが、

長いので神経を使います。おまけに寒いし。

途中丸太セクションを直したり、コーステープを直したりしながら3人で

「こっちはこっちでエンデューロだぜぃ」

とか言いながら計ってましたYO!

で、そんなレースの結果はこちらでござる。

上が通過時間、下がラップタイム
今回は平均ラップタイムと、最速ラップタイムもおまけに付けてみました。

数字でもわかりますが、junchanさんの一人勝ち。やたら速かった。
1コーナーまでの直線の空けっぷりのよさったらないですね。
「カツン」と音が聞こえるぐらいでした。