2008年6月26日木曜日

STDE木古内に行ってきました その4

前回までのあらすじ
いよいよ本番スタート。始めのうちだけ3ポイントに居ようと思ったおいらでしたが、結局最後までこのポイントに張り付くこととなってしまった。このセクションは初の「押し」セクション。ライダーたちの体力をいやおうなしに奪っていきます。そんな初日も無事終了。いよいよウエルカムパーチーでございます。

初日は天気が良かったんですよ。
気温も高かったようで完全装備のおいらは無駄に汗ばかりかいておりましたorz。
でもどうでしょう。帰る頃には、ガスがかかってきて肌寒いぐらいまで気温が下がってきております。
日中はTシャツ1枚でもOKだったんですが、夜は着込まないと風邪を引く勢いですよ。

激しく着込んだ青森のマーシャルご一行様はMHJさんのトランポに乗り込んで会場である木古内町役場へ出陣です。

ところで「木古内(きこない)」っていう名称なんですが、木古内町の公式サイトによると

寛永年間(1624~1643)に松前藩が領内を巡行し、全島の地図を作らせたときに付けられたのが始めとされている。
これは、アイヌ語の「リコナイ」(高く昇る源)、または「リロナイ」(潮の差し入る川)から転訛したものといわれるが、明治以前の文献には「リコナイ」の名は見当らず、アイヌ語の転化、または文献によって語源を考証するなら「リロナイ」が正しいと解してよい。(木古内小学校創立百周年記念誌より)

だそうです。誰かが川渡りのときに顔にかかった水をなめて「川の水が少ししょっぱいぞ」と言っていたのも頷けます。
(でもなぁ。それって汗だよなぁ・・・きっと・・・)

のとやを出て役場に向かう途中の海岸に面する道路に「木古内の坊」という石像があります。


この坊は大層な親孝行で目の不自由な「つけ木」売りの男なんだそうで、木古内では知らない人でも知っているぐらい有名(たぶん)。この石像を町Aさんがいたくお気に入りで、通り過ぎるたびに「コエー」、「微妙に前傾しているのがコエー」と大はしゃぎです。聞いているうちにおいらもだんだん怖くなってきましたよ。
この木古内の坊についてはきこないむかし話で詳しく読めるぞ!

そんなこんなで役場に到着。
すでに結構な人が集まっておりました。

車検のときのパルクフェルメが会場。

まず、食べ物エリアでビールとジンギスカンのタレをもらってジンギスカンエリアに行きます。(もちろんジュースとかおにぎりとかもあるよ)
そこには驚いたことにジンギスカンを焼いてくれるお姉さんとかお母さんがおりまして、皿を出すと「これでもか!」ってぐらいアツアツのいいところを入れてくれます。
「どこから来たの?え?青森?あれー、遠くから来たねぇ。大変だねぇ~。まぁ食べろ食べろ。」
こんな感じでパーティーの雰囲気はとてもフレンドリー。こんなにウエルカムしてもらえるなんてすごいぞ!木古内!!


写真提供:448さん

マーシャル仲間でもご飯を一緒に食べたり飲んだりするのは初めての人もいらっしゃいますので、そういう意味でもかなり貴重なパーティーでしたよ。
ありがとう!

会場では挨拶やら、1日目の結果発表やらが済んだ後YOSAKOIが始まりました。
おいらはあんまり踊りとか詳しくないのですが、いっぱい練習したなーってのはわかりました。
なんかキレがあるっていうか、手足の先まで意識して踊ってる感じがしましたよ。
なにより、楽しそうに踊っているのがよかった。

YOSAKOIといえば、STDEの過去のビデオを見ますと、ナイスバディーの黒いパンツ一丁の方が一緒に踊られているようですが、残念ながら今年はいらっしゃらないそうです。楽しみにしていただけに残念です。ビールの勢いで「なんならおいらが」とも思いましたが、皆様にお見せできるようなモノでもないのでやめておきました。(思いとどまってよかったと心から思っておりますよ)

宿に帰ってからもビールの量摂取量が減るわけでもなく大盛り上がりです。マーシャル部屋にはO森さんもいらっしゃいますので、彼に会いにいろいろな人がやってきます。この部屋だけBIGTANKとかフリーライド・マガジンの記事の中に来たみたいだったですよ。
でもね、やっぱり速い人は2日目のことを考えてお酒控えめ&早目の就寝でした。

・・・そういえばおいらたちは選手より朝が早い筈なんですが、時計を見ると日付変更線をまたぎそうな勢い。さらに奥の方では雨乞いをする人が!!

やばい。明日起きれるのか!天気は大丈夫なのか!!

続く。

0 件のコメント: