2012年8月28日火曜日

捨てる神に拾う神

土曜日の夕方のこと、コジコジは考えていた。
モトクロスのバイク、山のバイク、トライアルのバイク
3台を洗車しながら明日乗る場所のことを。

トライアルだったら八戸だよなぁ。
でも、週末はイーハトーブだから誰もいないよな。
2周連続階上まで往復したくないよなー。
 (先週「誰かいるから」という言葉を信じて行ってみたら誰もいなかったのである。ガーン!)


山だったら青森だよなぁ。
でも、日曜は誰もいないって言ってたしなぁ。
なんかあったら事だし。
てかバイク汚れるんだよなー。せっかく洗ったのに。

無難に338でモトクロスかなぁ。
でもなぁ、コース難しいしフロントサスが底付きするからいやなんだよなぁ。
でもとりあえず三沢かなぁ・・・

とモトクロスのバイクの準備をしていた時だった。

「アンタ、タイヘンヨ、オカーサンガワスレモノヨ。トドケニイキナサイヨ」

実家から孫の顔を見に来ていた母が忘れ物をしたそうだ。
結構大事な物だったので急遽青森まで行くことに。

せっかくなので山のバイクをハイエースに積んで一路青森へ。
その前にデビルショップでチェーンオイルを買っていった。
「くれぐれもがけ落ちしないように」
デビル氏のアドバイス。

今思えば、この時点で既にフラグは立っていた様である。
 

日曜、早速青森の某山へ。
虫はひどいが暑すぎず、コンディションもGOOD。
さっそく1周してみた。
丸太前のガレ場上りの調子が悪い。
フロントが暴れまくるのだ。
そういえば前回338で乗った時サスのセッティングを変えてそのままだった。




丸太で休憩しながら息が整うのを待つ。
無理はしない。丸太を迂回して1周。
サスペンションを設定してさらに1周。
ドンピシャである。
グリップの良い路面とマッチしてワダチに落ちず、良い感じのスピードで進む。
我ながら調子がよい。まさに「さわやか」だ!
時計を見てもあり得ないような時間で1周した計算になる。

「これは行ける!タイムを計ってみよう!!」

これがすべての元凶である。

スタートしてからも確かに調子がよい。スピードも出てる。ワダチにも落ちない。
ハマらないさわやかほど楽しい物はない!!
3周目に入り、脳の方ははランナーズハイになっていたようであるが、
運動不足の不惑の体は正直だ。そんな好調が長く続くわけでもない。

切れる前の電球
キャブにガソリンが無くなる直前の高回転
まさにコジコジの体力は風前の灯火だったのである!
 
そしてそれは起こった。

丁度つづら折れから上がった時のことである。
すぽっとワダチに嵌ってしまったのだった。

いつもの様にリアにトラクションをかけ、アクセルを開け回転を調整
良い感じのところでクラッチをそーっと放せば良い物の
ポン!とクラッチが繋がってしまったのだ!

上り坂のリア加重、おまけにドライコンディションでバリグリ路面。
バイクのフロントはいななく馬のように空をめがけて高々とリフト。
そのままフローティングターン状態になり谷側にバランスが崩れた。

こりゃイカンと両手をはなし人間は退避。事なきを得たが
バイクはするすると谷の方へ・・・。
そして緑の中に消えていったのである。

「いろいろ終わった・・・」

忘れもしない。一番始めに出た言葉がこれである。

バイクは木の根に引っかかって谷底までは行かなかった物の2mほど落ちたようである。
下まで落ちると事なので、ロープ2本で固定した。



それ以上落ちることは無くなった。
あれやこれや試してみた。
結果無駄に体力と水と塩飴を消費しただけに終わった。
いかに軽量2st250といえども100kgの鉄の塊を一人で上げるのは不可能だった。

幸い電波の通じる場所だったので電話しようかと思ったが
皆さん忙しいしおやすみ中申し訳ないのでとりあえずFacebookに書き込んでおいた。

工具を持ってきてばらそうかとも考えたが
来週人が来た時に手伝ってもらおう・・・
と既に心が折れてしまったおいらはとぼとぼと下山したのである。


空荷のハイエースで昼過ぎ実家に戻り
昼飯を食べながら出来事を思い返してみる。
情けないやら悔しいやら申し訳ないやら。
ご飯がこんなにしょっぱいなんて知らなかったよ。
自己責任という言葉が頭の中をぐるぐるしておりました。

夜自宅に向けて運転中1本の電話が。
「えーコジコジがけ落ちしたのー大丈夫ー?」
「土曜まで置いとくのもなんだから明日とりに行こう」
「朝4時半現地ねー」

toriさんからである。
申し訳ないやらうれしいやら、そのまま実家にとんぼ返りし次の日を待ったのであった。

バイクを捨ててくる神あれば
バイクを拾いに行ってくれる神ある

その後の顛末は某所でごらんいただけます。

けっしてなめてたわけじゃないんです。
でもね、やるときはやっちゃうもんです。
難所探検は一人じゃない方がいいですよ。
調子が良い時こそ慎重に!
経験から申し上げるコジコジからのお願い 。

2012年8月14日火曜日

未熟者コジコジの夏休み

こんちは。お盆でも会社にいるコジコジが来ましたよ。

さて、そんな中でも山遊びしてきました。

土曜
某山にて午前中県大会(県内メンバー)

午後から全国大会(県内外メンバー)

夜は楽しい飲み会

日曜
某林道にてさわやかツーリング

と書くと非常にキャッキャウフフな週末なような気がしますが
昨日は歩行にも支障があるほどの筋肉痛でございましたw

肉体的、精神的にもやられにやられまくった週末でした。
こんなのはいつ以来だろうなぁ。

特に某林道ではがけ落ちしたし、道にも迷いそうになるし

体力0の極限状態でお見苦しいところを多々見せてしまいまして
同行された諸兄に対しましては申し訳ない気持ちで一杯でありますし
またとても感謝しております。

これに懲りずまた誘ってくれるとうれしいなぁ。

おまけ程度においらのやられっぷりをUPしときますね。




思い出すだけで自己嫌悪でござるよ(´・ω・`)ショボーン。
しばらくバイクはのらないよ。



と昨日まで思ってましたが。
筋肉痛が治まってきたらまた乗りたくなってきた。
付ける薬はありませんか。そうですか。

2012年8月3日金曜日

Tublissでなくチューブレス

前回のおしりに良いはずのトラ車なんですが
調子こいて座ってたらおしりが4つに割れそうになりましたw
 
そのトラ車、タイヤもいつのだか分からないのが入ってましたので
ツーリスト入れることにしました。
予算の都合上リアだけだ。
フロントは・・・とりあえず見なかったことにするw

とりあえずタイヤ外してムシを外してビードを落とそうとプラハンでパンパンしましたが一向に落ちる気配無し。

そうだ、こいつはチューブレスだった。

さて、ビードブレーカーなんてのはないのでダメ元で万力で挟んでみた。
案外良かった。バリって言って外れてくれたよ。

ビードが落ちてしまえばこっちの物だ。
チューブがないのでプシューの心配もないし、タイヤも柔らかいので交換が楽ちん!
さくっと空気入れる段階まで来ました。

コンプレッサーでシューとエアを入れるも全くふくらむ気配無しw
そりゃそうだ、気密が全く取れてないもんなぁ。

以前ネットで水道のホースをかませると良いと見たことがあったので、
庭の散水用のホースをちょっと失敬。
ホースにたっぷりと洗剤を塗り、スプロケ側とブレーキ側両方にセット。
ホースの片側に切り込みを入れてもう片方を挿入して輪にするのが肝だな。

エアを入れると見事にふくらんだw

が、ホースがビードの部分に入ったままなのでこれを取るのにまた一苦労。
ここでは微妙な空気圧の調整が重要だ。

やっとの事でホースを抜き取り、エアーを入れたら
パン、パンって耳が出て終了

意外にでかい音でビックリしたよw


ツーリストって競技用のトラタイヤに比べるとグリップ落ちるって言いますがどうなんでしょうね?
とりあえずこれでがんばってみるか。