2010年5月31日月曜日

家の犬、土に帰る

家の犬が土曜日に亡くなりました。
前の夜まではピンピンしてたんですが
悪いものを食べたみたいで結局その日の夕方息を引き取りました。

一昨年の冬、捨てられてウロウロしていたところ家で飼うことになりまして。

おとなしい無芸な老犬でしたが、子供たちとは仲良くしてました。
仲良し過ぎてモジ君の学校の校庭で走り回って大騒ぎになったりしましたが。

モジ君が50cc乗り始めの頃は犬の方が速くて、伴走してもらったりしてたんですが。

その割には散歩をすると1km持たないんですが。

郵便屋さんがやってきたりとか、ネコがやってきたりとか、カラスがやってきたりとか、他の犬が来ても知らぬ存ぜぬな番犬に不向きな犬でしたが。

そのわりには日が暮れると家に入れろとワンワンなく犬でしたが。

特にこれといって愛嬌があったわけではないんですが。

おいらの小遣いで買った犬小屋にとうとう入らずじまいでしたが。

父ちゃんがバイクのエンジンをかけるとワンワンなく犬でしたが・・・


息を引き取った病院で、まだ暖かい犬を見て
モジ君もくーちゃんも顔をしわくちゃにして目と鼻から液体を出しまくってました。

子供たちには、
「なぁ、命がなくなるのって悲しいよね」
「家の犬は自分の命を使っておまえらに命の大事さってのを教えてくれたんだ」
「命は大事にな。自分のも、他のものも」
「そういう気持ち大事にしていこうな」
「ありがとうって言ってお別れしような」

これだけ言うので精一杯。
おいらも目からしょっぱい汁が出た。

次の日、火葬にするか土葬にするか散々もめた結果土に返してやることにした。
早朝から庭に穴を掘った。
あの世でも困らないように、餌とかお花とか一緒に埋めてあげた。

庭の片隅にちょっと盛り上がった土の下からいつまでも子供たちの成長を見守ってあげてくれ。
サンキューナナちゃん。

その日は久々の林道ツーリングでしたがキャンセルしましたよ。
息子も娘も練習はなし。
じゃぁ整備でもすっかと思い、バイクをいじり始めましたが心ここにあらずな感じでした。

いやはや、バイクブログなのにバイクネタが3行しかなくて申し訳ないパート2

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